

バイスカイザーと類似した効果「cipでハンデス」が今回比較する際の必須項目かと思います。
パワーやブレイク数で比較するとキリがないので…
では、また3枚見てみましょう。
①「悪魔龍 ダークマスターズ」
正直、今回の比較検討ではこのカードだけでもいいような気がします…7マナcipで3枚ハンデスする効果を持っています。おまけにデーモンコマンドとなると、周辺カードからの恩恵も大きそうです。
【差別化】
単純なハンデス性能で言えば、ダークマスターズに軍配が上がります。ではあえてバイスカイザーを採用するとすれば、召喚コストでしょうか。
ダークマスターズ召喚圏内に入るまで軽減等も考慮すると6ターン程度とします。それまでに相手が2枚呪文を使ったり、墓地肥やしで落としたりしているとバイスカイザーの方が早く召喚できるということになります。今の環境からすると十分安定してコスト軽減して召喚できるような気がしますね。
しかしながら、ハンデスできるカードは呪文に限るため、種族「エイリアン」も強みにしたいところです。
②「特攻汽車ジェニー」
6マナS・トリガー、cipで2枚のハンデス!
決してお気に入りだから検討するわけではありませんよ。
【差別化】
まず、コマンドを持っていない点。パワーやブレイク数も差があります。
バイスカイザーの代わりにはなりませんが、ぜひご活用ください。
③「轟改速Xワイルド・マックス」
赤黒7マナで、cipではなく、AT2枚ハンデスですが、自軍にスピードアタッカーを与える効果があるため、ほぼ同効果と考えました。
コマンドでもあるため、割と同じ仕事が出来そうです。
【差別化】
単色ではないため、入れるデッキが絞られる点。バイスカイザーであれば黒単もしくは、黒+αで組めるのが利点でしょうか。あとはやはり重たい感じがします。
◎結論
バイスカイザーを採用するなら、低コストでコマンド(ドラゴン)を出しつつ、呪文を除去する動きが有効な場合かと考えます。
とはいえ、5コスト程度で召喚できて、おまけでハンデスもできるカードですから、十分な性能ですよね。
今日の「これ入れよう!」
第2回は、バイスカイザーについて考えていきます。このカードは使われなくもないため、大会で結果を残しているデッキにもピン挿しされているのを見かけます。でも知名度は低いような…
ではまず、このカードの特徴を確認します。
○黒 7コスト クリーチャー
○ブラックコマンドドラゴン、エイリアン
○相手墓地の呪文1枚につき、召喚コスト1軽減
○cipで相手の手札の呪文を墓地へ
○Wブレイカー
…一見、普通に強いような気がします。


7/12「復讐のバイス・カイザーZ」

